吉田健宗
吉田健宗(よしだけんぞう)さんは、日本有数の陶磁器の生産地である長崎県波佐見町出身の作家さんです。佐賀県立有田窯業大学卒業後、熊本県宇土市の蒼土窯にて前田和(まえだかず)氏に2年間師事。波佐見町でロクロ士として勤務した後に独立し、現在は地元の波佐見町で活動しています。
吉田健宗さんの器は、八角形のオクトゴナルシリーズと和柄の六角皿。フランス語で八角形を意味するオクトゴナル。フランスのアンティーク皿を現代の家庭でも使いやすいように、全体的に軽くしたり、かさばらないよう高台を無くしたり改善して作られました。使い勝手がよいことはもちろんですが、高級感があるシンプルなデザインです。
六角皿は、日本伝統の麻の葉、七宝、青海波といった模様が、石膏型による型打ちで描かれています。取り皿やお菓子皿として最適なサイズ。
吉田さんの器は、どれも優しい色合いなので、さまざまな料理と相性が良く、毎日の暮らしに欠かせなくなりそうです。
シンプルで高級感のあるデザイン
型打ちによって作られる和柄の八角皿
吉田さんによって作られた器たち
オクトゴナルシリーズは大皿・小皿・長皿の3種
地元で開催される波佐見陶器まつりにも出店