中川ひかり
中川ひかりさんは佐賀県の有田にて有田焼を学び、現在は横浜で活動をしている若手作家さんです。
可愛らしいデザインの作品ですが、実はモチーフは古典的な柄ばかり。菊青海波、市松文様、麻の葉、千鳥、鶴といった和柄が染め付けという技法でひとつひとつ丁寧に描かれています。伝統的なモチーフですが、中川さんの手によって可愛らしくアレンジされており、現代の食卓にもぴったりです。
料理人としても活躍中の中川さん。「器は料理が盛られて完成する」と考えており、「器と料理がお互い引き立て合えるような器作り」を心がけているそうです。中川さんの作品は、まさにその言葉通りの器で、「料理が映え、食卓が楽しくなるような器」ではないでしょうか。
絵付けをしている中川ひかりさん
細かく下絵付された器
伝統的なモチーフも可愛らしく描かれている
染め付けと金彩で描かれる古典的モチーフ
和柄ですが洋食にもよく合います