育陶園|飯マカイ(飯椀) 菊紋 【やちむん・壺屋焼】
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育陶園は、沖縄の焼物・やちむんの代表的な産地である沖縄県那覇市壺屋にある「やちむん通り」に窯を持つ窯元です。この壺屋でうまれた焼物・やちむんは、壺屋焼(つぼややき)といわれており、1976年には国の伝統的工芸品に指定されています。土や釉薬など沖縄の素材に徹底してこだわり、先人たちの技と魂を受け継いだ職人の皆さんが、ていねいにひとつひとつ焼物を作りあげています。伝統的な形や技術を継承していくことはもちろんのこと、常に新しい形や技術の改善に取り組んでいる工房です。また、焼き物の形や染付、釉薬の発色の美しさはもちろんのこと、器全体での仕事の丁寧さやトータルでの美しさなどにも定評があり、手に取る方たちに大変喜ばれています。
きれいな曲線、そし持ちやすさ、使いやすさが魅力の飯マカイ(茶碗)です。沖縄の方言でお碗のことをマカイと言います。形も沖縄独特のもので口径に対して、高さが低く、口台が広くなっています。壺屋焼の伝統的な紋様の一つ菊紋は、「菊は太陽の恵みを象徴する花で、病気を治し、寿命を延ばす」として描かれる人気の紋様です。
■直径:約12.5cm
■高さ:約6.5cm
■重さ:約260g
■材質:陶器
<購入の際の注意点>
*全てを手作業で制作しておりますので作品ごとに色や形がわずかに異なる一点ものとしてご理解ください。
*パソコンの環境により、商品写真の色と実際の色が異なる場合がありますが、予めご了承ください。
*陶器をご使用になる前に、目止めする事をおすすめします。鍋に器が隠れる量の米の研ぎ汁を入れてよくかき混ぜ、器を入れます。火にかけて弱火で約20沸騰させます。冷めるまで放置して取り出し、ぬめりを落とすように水洗いして乾燥させて完了です。色染みを防ぎ、長くきれいにご使用になれます。