鈴木雄一郎(いにま陶房)
鈴木雄一郎さんは、ご夫婦(奥様は鈴木智子さん)で奈良県吉野郡川上村に工房(いにま陶房)を構え、陶器の制作をしている作家さんです。
鈴木雄一郎さんが制作する”やさしい器シリーズ”は、まだ上手にスプーンを使うことができない小さなお子様でも簡単にスプーンですくいやすいようにデザインされた器です。口縁の下辺りが内側に入れ込んであるので、スプーンですくう際にごはんやおかずが器の外に逃げにくい作りになっています。
普通の器だと、器を傾けたりすることもありましたが、”やさしい器シリーズ”の場合は、最後まで傾けることなくすくうことができます。その為、お子様は片手は器に添えるだけ。小さいお子様が食に対する興味を高め、道具を使う事への自信を持たせてくれる器になるのではないでしょうか。
また、小さなお子様でも指が添えやすいように1cmほどのリム幅にしたり、中身が良く見れるように深すぎないデザインになっています。使うお子様のことを考え丁寧に作られたのが良くわかります。
お母さんやお父さんがお子様に離乳食を与える際に、器を抑えずに片手でもスプーンですくいやすくなっています。片手が空くので、お子様のことを抱えながら食べさせたりすることも容易になります。
お子様以外にも、ご高齢の方や道具が上手く使えない方まで、ストレスなく食事を楽しめるようにサポートしてくれる器です。一つ一つ手作りで作られる器は、たくさんの優しさを毎日の暮らしにトッピングしてくれます。
小さなお子様も1人で食べられるように
内側に入れ込んであるので食べ物がすいくやすい
スタッキングも可能
すくいにくい豆類も簡単にすくえる
カラーは全部で4種類
イベント等にも出展し活躍中