永井麻美子
永井麻美子さんは石川県立九谷焼技術研修所で九谷焼を学び、その後は正木春蔵氏や吉崎東山氏に師事していました。現在は石川県立九谷焼技術者支援工房にて制作をしている作家さんです。
永井さんの作品は、九谷焼の伝統技術を活かしながらも、九谷焼の柄とヨーロッパやトルコの柄を組み合わせたカラフルで可愛らしい絵付けがされています。モチーフは生き物や自然が中心で、線描きは軽いタッチで遊んでいるよう描かれています。
「楽しい作品になるよう心掛けている」という永井さんが言う通り、見ているだけでも楽しくなるユニークな器たち。伝統的な九谷焼と自由な発想で作られた作品は、現代の食卓にもすんなりと馴染むでしょう。
永井麻美子さんの作業道具
骨描きという輪郭を線描き作された器
ユニークな絵付けが特徴的
カラフルな器は現代の食卓にもよく合う
展示販売の様子